日焼け止めは、1㎠あたり2㎎塗らないと意味がないとか、表示されている日焼け止め指数に達しない、などの情報を、目にしたことがある方、いるのではないでしょうか。
今日は、それについて解説します(๓´˘`๓)
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1㎠あたり2㎎とは、どこから来た数字かというと、SPF試験が、この量で測定されているそうなんですね。
それを理由に、この量を塗ることを推奨する説が、浸透し始めているようです。
確かに、化粧品に表示されている数値の効果を得るためには、この量を塗る必要がある、ということにはなります。
ただ、本当にそのSPF値が必要なのかって話です(๓´˘`๓)
SPFとは、紫外線を浴び始めてから炎症が起こるまでの時間を、どのくらい遅らせられるかを示した数値です。
個人差はありますが、日本人の場合、炎症が起こるまで20分くらいです。
SPF50なら、その時間を50倍遅らせられるという意味で、
20分 × 50 = 1000分
つまり、17時間弱です。
17時間以上も日射しを浴び続ける人って、あまりないないので、そもそもSPF50もの威力って、実は、日常生活では必要ないと言えます。
薄く塗るより厚く塗る方が、紫外線防御力は強いので、紫外線の強い春夏は、秋冬に比べると多めに、カンカン照りの晴れた日は、雨の日に比べると多めに塗るなど、紫外線の量にあわせて日焼け止めの量を調節することは、紫外線対策として意味があります。
だからと言って、1㎠あたり2㎎塗らないと効果がないかのように解釈されている方がいるとしたら、そうではないということです。
「SPF50」とか、「SPF50+」とか、数値が高いものほど、少量でも、日常紫外線を防ぐ程度の効果は、得られやすいということになります。
逆に「SPF15」など、数値の低いものは、1㎠あたり2㎎塗らないと、「SPF15」にさえも達しないことになります。笑
ちなみに、1㎠あたり2㎎という量を、お顔全体に換算するとどれくらいかと言うと、約0.7gです。
私の愛用している15g入りの日焼け止め下地を、毎日この量使用したとしたら、21日で使い切る計算。
1ヶ月ももたないなんて、なかなかの消費量、笑
あまり現実的でないように思います。笑
そもそも、日焼け止めだけに依存して紫外線を防ぐのって難易度が高いと、私は考えます。
日常での紫外線対策としては、日焼け止めを塗った上で、日傘や帽子、サングラスを利用し、なるべく日陰を歩くなどの工夫するのが賢いです✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。